帰宅拒否症旦那の日々

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ガンホーの新作「ディバインゲート」 “期待外れ”との声も噴出中!!?

「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)のガンホーの新作ゲーム「ディバインゲート」が登場。9月30日にリリースされたアンドロイド版はあっという間に10万ダウンロードを突破。iOS版も本日(10月10日)リリースされ大きな注目を集めている。

ディバインゲートは、パズドラと同様なパズルと育成RPGを合体したゲーム。ガンホー名義でリリースされているが、開発は子会社のアクワイアが担当。5×5マスのパネルの下に隠された鍵を探しながら、ダンジョンを探索していき、奥にあるゲートに到着するのが目的。近未来風のスタイリッシュな雰囲気が特徴的で、ゲーム画面のデザインにもかなり力が入っていることが伺える。

パズドラのようにモンスターを集めて進化していくという流れは同じなので、ゲームに慣れている人にとっては親しみやすいゲームといえるだろう。

「パズドラをベースに、知恵より反射神経を求めるバトルになっています」
「今までにない感じのゲーム で面白いと思う! シンプルだけど意外と難しいところもいい(#^_^#) 」

とおおむね高評価を得ている。しかし、それ以外のネット上の声を見てみると「ガンホーの看板がなきゃ話題にすらならない程のゴミゲー」、「期待を裏切られた」という意見も目につく。バトルがトランプの「スピード」のような形式で戦略性に乏しい点や、パネルの色が増えてくると必要のない色のパネルを捨てる操作が増えるため、爽快感が損なわれているなどが理由だ。

 

その他、筆者が個人的に気になったのは、ダンジョンを探索する際に、お金を稼ぐなどの目的で門へ到達するまで遠回りをしなければならずテンポが悪く感じる点。また、自分のモンスターを進化させるのにフレンドが特定のモンスターを所持していなければいけないという、無理やりソーシャル性を持たせているような仕組みも面倒に感じてしまった。パズドラと差別化しようとするあまり、ゲームとしての快適さが失われているように思える。

なお、冒頭に述べたように今回の「ディバインゲート」はAndroid版が先行リリースだ。最近ではセガの「チェインクロニクル」など、アンドロイド版を先行リリースするゲームタイトルが増えている。新規タイトルにはどうしても不具合が出やすいが、アンドロイド版はiOSのようにアップルの審査を待たずとも、すぐにアプリを更新できるのが利点だ。今後も大型タイトルの場合、アンドロイド版が先行リリースされるケースが増えることが予想される。

パズドラのブレイクにより、スマホのゲームはかなり大きな進化を遂げた。そのぶん、様々なゲームをプレイして目が肥えたユーザーを満足させるハードルはかなり高くなったと言えるだろう。「ディバインゲート」が今後どのように進化していくのか、その動向を見守りたい。(岡嶋佑介)

 

 パズドラの人気があり過ぎたため、次のゲームに期待が高まりこのような声が多く出たのだろう。